杉浦フィールド開発ストーリー⑰
杉浦フィールド開発ストーリー⑰
フィールド作り開始!~雨水タンク~
水が巡る暮らし
水は、フィールド作りのテーマの一つです。
水が巡るためには、
一旦、水を集め留める仕組みが必要です。
農園での水を留める仕組みは
適度な水と空気を保持できる肥えた土が担います。
土質の変化は、時間をかけて取り組んでいきますが、
まずサブシステムとして3つの雨水タンクを準備しました。

準備した貯水設備
1つは、酒蔵で不要になった醸造タンクで容量7000L、
2つは、プラスチック製のタンクで容量1000L
合計で9000Lの雨水を留めることができます。
上下水道が整備される前は、
水資源の確保が重要で、多くの家庭に井戸が設置されていました。
植物や人間の身体も材料として水が必要なので
その重要性は現代でも同様です。
ライフラインが止まっても暮らしが維持できる仕組みは
変わらず必要じゃないだろうか。
水が集まる仕組みがサブシステムとして機能すると
暮らしを補完してくれる要素になって豊かを感じられるし、
心理的にも安心感があるものです。

人の手によって育つ野菜
そして、ぼくらが頂く野菜たちは
日本の気候に合わないものばかりです。
生育のタイミングによって
水が少ない方が育つ野菜もあれば
沼地のような状態が好きな野菜もあります。

排水はミネラル豊富
ぼくら家族が水を集めて留めつつ
一定量の水が敷地に巡る仕組みを作ると
ぼくらにとっての排水が別の生き物たちにとって栄養となり
彼らが二次利用すると更に水を留めることになる。
そうやって生き方の違う生き物が増えることに
豊かさを実感できることは重要だと思っています。
違いを肯定できることは、
自分自身も他と違って良いと認めることができる。
仕組みができることは、
そういった価値観が育つことにも繋がると信じています。
これから、ぼくらの暮らしの延長上に、
そんな世界ができていく事が楽しみです。
次回、マイナスからゼロへ、というお話です。

