杉浦フィールド開発ストーリー⑨
杉浦フィールド開発ストーリー⑨
フィールド購入前に行った7つの調査
移住先選定前の7つの調査
今回は、移住先の選定をするときに考慮したことや
現地調査した7つのポイントを書いていきます。
①原発からの距離
日本の海岸には、満遍なく原発施設があります。
せめて100kmの距離が取れる地域で考えました。

➁自然災害
山のある地域で探していたので、防災アプリや地域の歴史などを参考に
洪水・土砂崩れ・急傾斜地・地滑り・土石流について調べました。
山なので、当然何かしらの警戒区域には該当します。
そこは情報を参考にしつつ、実際に現地の様子も見て自己判断します。
わが家は、一部で土石流の対象地域になっていますが
傾斜が緩やかで、谷の延長線から少し外れている印象でした。
また山の木に倒木がない事から大きな問題はないかなと
自己判断しました。

③信仰心
物件の交渉段階に入ってからは地域性にも注目しました。
地続きの山にお地蔵さまやお寺があることから、
自然環境を敬う文化がある地域であることが伺えました。
きっと大規模な伐採など起こる可能性は低いだろうと考え安心材料になりました。

④水害
水の流れや排水状況は、近年の極端な天候のこともあり
おそらく地元住民でもわかりにくいもの。
なので、せめて観察で分かる範囲のことを見てみます。
川の水は濁っていないか、
家と川の距離や高低差、
大雨の翌日に現地を訪問して増水の程度も確認しました。
⑤建物の状態
購入予定の物件は、古民家で
躯体以外は、昭和の改装が施されて状態が分かりにくいです。
とはいえ安直に決められないので、大工さんの見解が知りたかった。
幸運なことに、師匠のお宅を改装されている宮大工さんが
現地調査を引き受けてくださいました。
年明け間もない1月、寒い中お二人が来てくださって
有頂天になりました笑
調査の方は、特に屋根を見ていただいたようです。
瓦の割れ、
屋根面と屋根面のつなぎ部分、
屋根の谷、
漆喰の状態など。
ほか、シロアリや動物の侵入による影響など
ぼくのような素人と違う視点からのアドバイスがいただけました。
そして「素敵なお家ですね」と
信頼するお二人からの言葉に安心しました。
購入前なので、壊して確認することはできないですが
大きな問題がない事が分かるだけでも助かりました。

⑥パーマカルチャーデザイン
初交渉から4ヶ月後、
パーマカルチャーデザイナーの四井真治さんのコンサルを受けました。
購入前ですが、もし僕らが暮らしはじめたとして
フィールドも僕らも共に豊かになる暮らしを創っていきたくて
思い切ってお願いしました。
といっても、ただ丸投げで依頼するのではなく
事前に自分なりの案を設計しておいて、
当日は自分の意見もお伝えし共同作業で設計できたと思います。
その結果、箱庭のようなデザインとなったので
ひとつひとつ形にしていくのが楽しみになりました。

⑦人間関係
野暮なこととは思いつつ、売主さんにお聞きしてみました。
「地域の方の人間関係は、どうでしょうか?」
すると「田舎だからね」と売主さん。
このあと実際に、特有の洗礼を受けたわけですが
地域文化という秩序があるから維持できていることもあるでしょう。
自分のスタイルを明確にして、健全な関係に勤めていきたいものです。
次回、いよいよフィールドの購入について公開します。

